こんにちは、アロイです。
私は昨年新卒から10年近く勤めていた会社を辞め、転職をしました。
転職活動では「転職サイト」と「転職エージェント」のどちらも使っていたのですが、結果的には転職エージェントを利用した方がスムーズに話が進み、転職エージェントで探してもらった会社に転職することになりました。
そこで、今回は転職エージェントを実際に利用してどのようなメリットがあったのか、そして転職エージェントを利用する際のポイントは何なのかをご紹介します。
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転職エージェントのメリット
希望にマッチする求人を教えてくれる
転職エージェントでは、希望する条件を伝えるとエージェントが持っている求人から希望に合う求人をピックアップして提示してくれます。
「え?それなら転職サイトのしぼりこみ検索でもできるでしょ?」と思うかもしれませんが、違うんですよ。
転職エージェントではまず電話や対面で直接エージェントと相談をします。
そこで、「会社の雰囲気は明るい感じがいい」「この業界でも、細かくいえばこんな仕事がしたい」といった条件を細かく伝えれば、しぼりこみ検索では分からないレベルの条件でも探して教えてくれるんです。
これはエージェントという人が対応しているからこそできることですね。ネットだけでは分からない会社の内情などもある程度エージェントさんが把握しているので、この点は頼りがいがあります。
また、逆に「こういう会社は紹介しないでね」といったお願いもできます。私の場合は「残業が多い会社はイヤです」「転勤がある会社はイヤです」といった点をお願いしました。
始めから検討する必要も無い会社を除外してくれます。これは実際に会社を選ぶ時にラクでしたよ。
年収交渉をしてくれる
転職するにあたって聞きにくく、かつ超重要なのが年収ですよね。
自分で転職サイトで活動した場合は、自分で希望年収を直接企業に伝える人があり、年収交渉はなかなか強気にし辛いところがあります。
ところが、転職エージェントの場合はほとんどの場合年収交渉を代わりにしてくれます。
大体転職エージェントからは下記のような質問がされます。
・今の年収はいくらか
・転職後の希望の年収はいくらか
・年収の下限はいくらまでなら許容できるか
このヒアリング結果を元に、企業側と年収の交渉をしてくれます。私の場合も転職エージェントさんに頑張ってもらって、大体希望年収の範囲内で決めることができました。
(もちろん、あまり無茶に高い年収を提示して通るわけではありませんよ!)
年収交渉は直接伝えづらいところもあるので、プロが代理でやってくれるのは非常に助かりますね。
受かる可能性のある会社を探してくれる
せっかく応募しても、企業からお断りされてしまうことはありますよね。
自分で企業を探して活動する場合はなおさらその可能性はあります。
しかし、転職エージェント経由だと、「受かる可能性のある会社」を探してくれます。始めから企業の求めている人物像に当てはまらない場合は紹介しない、ということですね。
というのも、転職エージェントは「転職が決まる」ことで、企業から報酬を受取るビジネスモデルになっています。
そのため、企業に紹介できる≒企業が求めている人物像に合致する応募者を企業に紹介する、というエージェントの側面も持っているわけです。
あまり変な応募者を何人も企業に送り込んだら、転職エージェントとしてもクレームにつながりますからね。
※「受かる可能性のある会社」を探してもらえますが、「必ず受かる」わけではない点は(当たり前ですが)認識しておきましょう。
面接のアドバイスが的確
転職エージェントに登録すると、職務経歴書の提出や転職エージェントの面談(最近は電話も多い)があります。
その中で良かったのが、「こういう経験をされているので、こんな切り口でアピールされてはいかがでしょうか」といった面接で使えるアドバイスをもらえたことです。
自分では長所と思っている点も、企業にとっては大した長所ではないこともあります。そこで、転職エージェントの視点で長所を発掘してくれることで面接でも心強い武器になるんですよね。
また、転職といえば必ず聞かれるのが「転職理由」ですが、「前の会社が~~で。。。」とネガティブな理由に染まってしまうケースが多いです。
しかし、ネガティブな言動ばかりだと面接でも印象がよくありません。
私も、「こういう仕事がしたくない」といったネガティブな転職理由を挙げていましたが、「別のこんな仕事をやりたい!」とポジティブな理由に転換するようにアドバイスを受け、見事に面接で好印象でした。
面接のセッティングや履歴書の提出まで手配してくれる
自分で転職活動すると、面接の日程調整や履歴書の提出を企業ごとにやる必要があり、特に仕事をしながらだとかなり忙しい状況になります。
それが、転職エージェントを利用すると日程調整は基本的にしてくれます。応募者としては、提示された日程の中から選ぶだけなのでかなりラクです。
また、履歴書や職務経歴書も転職エージェントに登録した際に作成したものを企業側に提出してくれます。
実際に、面接時は履歴書が持参不要、といったケースも多かったです。
わりとこまごました事務的な作業をサポートしてくれるのは、転職エージェントならではの強みでしょう。
転職エージェントを使う時のポイント
エージェントに対しては、自分を大きく見せないようにしよう
転職エージェントに登録すると、多くの場合最初に職務経歴書を提出し、エージェントと面談(対面or電話)があります。
この時点では、まだ企業との面接ではありません。自分を良く見せようとしないように注意しましょう。
というのも、もしエージェントから過大評価されてしまった場合、自分の実力に合わない求人を紹介される可能性があるからです。
あまり必要以上に自分を良く見せても良いことはありませんので、等身大の自分で話しをするようにしましょう。
まずは幅広く求人紹介してもらおう
転職活動をするときにやりがちなのが「この条件の会社じゃないとダメ!他の条件の会社は紹介しないで!」と選択の幅をせばめてしまうことです。
もちろん転職するにあたって妥協できないポイントはあるでしょう。
しかし、その場合思わぬ良い会社と巡り合うチャンスを逃してしまっている可能性があります。
そのため、「優先順位の高い条件」は考慮してもらいつつ、できるだけ幅広く求人紹介してもらい、その中から検討を始めていくのがオススメです。
求人紹介してもらう段階ではまだ企業側に知らされることはありませんから、焦ることもありません。
実際私は、「優先順位の低い条件」からは外れるものの、気になる企業があったので面接に行ったところ、意外と良い会社でそこに転職することを決めました。
もし全ての条件をガチガチに指定して紹介されていなかったら知ることも無かった会社です。このときは、幅広く紹介してもらって良かったと思いましたよ。
面接の攻略ポイントをきちんと聞こう
多くの転職エージェントでは、「受かった人」や「落ちた人」のデータを持っています。
企業側に「なぜダメだったのか」といったヒアリングも行っているケースが多いので、どういった点で落ちた人はダメだったのかを聞いておくと面接の対策に役立ちますよ。
もちろん企業ごとにポイントは違うので、それぞれきちんと面接のポイントをエージェントに聞いておくことがオススメです。
まとめ
転職エージェントは賢く利用すれば自分に合う会社と巡り会えますし、スムーズに転職活動をすることができます。
転職活動に不安を感じていたり、時間が限られている場合は転職エージェントを積極的に利用するのが転職成功への近道だと感じます。
ちなみに、私はいくつかの転職エージェントを利用しましたが、オススメは「マイナビエージェント」です。親身になっていろいろとアドバイスしてもらえましたし、実際にマイナビの転職エージェントを利用して転職が決まりました。
転職エージェントの利用には転職者側に一切お金はかかりませんので、まずは登録して相談をしてみるのがオススメです。
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