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【小学生】月額980円のスタディサプリってどうなの?実際に元家庭教師が使ってみた感想

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今やテレビCMでも話題のスタディサプリ

月額980円という業界騒然の安さでとても人気があります。

小学生~高校生まで利用することができますが、人気沸騰中の高校版ではなんと全国で700校の高校が導入しているということですから驚きです。

学校の先生もスタディサプリの良さを認めているということですね。

newspicks.com

そして、スタディサプリは高校だけでなく、小学生・中学生向けにもコースが準備されています。

今回、元家庭教師の私が実際に小学生向けのスタディサプリを利用してみました

実際に使ってみて分かったことや、スタディサプリの素晴らしいメリット・注意しておきたいデメリットをご紹介します。

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スタディサプリについてさらっとおさらい

スタディサプリ小学生版の概要についてさらっとおさらいします。

スタディサプリの概要

・内容:動画授業、問題集、勉強と連動したゲーム

・利用料金:月額980円(年額9800円の割安プランあり)

・対象:小学4年生~6年生

・利用方法:パソコン・タブレット・スマホなどでインターネット学習

・教材:動画配信、専用テキスト(無料でダウンロード or 冊子で購入)

・無料利用期間:2週間

 塾や家庭教師・通信教育などと比べると、安さと手軽さがなかなか良いですね。それでは、実際に使用してどうだったのか見ていきましょう。

体験してみた

動画授業

実際の授業内容は会員専用のためお見せすることはできませんが、ほぼ同じ内容がスタディサプリ公式からYoutubeで公開されています。大体の授業の雰囲気はこんな感じですね。

先生が黒板に板書しながら授業が進んでいくので、小学生にとっては慣れた授業方法でとっつきやすいです

また、口調も小学生向けに優しい感じで、ゆっくり話してくれるので理解しやすい。

1つの授業が10分~15分程度なので、集中力が途切れがちな自宅学習としてみるとちょうど良い長さです。

気になる説明についてですが、算数の場合、各単元で重要な問題を非常に丁寧に説明してくれるという内容のものが多いです。

淡々と説明が続く感じではなく、ところどころで「先生と一緒にテキストに写していきましょう」といって一緒に書いていく場面があったり、「こうすると、どうなりますか?」といった問いかけがあって実際の授業を受けているような臨場感があります。

子どもを飽きさせないようによく工夫された授業だと感じました。

あと、問題を解いたりする場面では、「書き終わったら動画をまた再生してください」といった形で動画の再生/停止のタイミングを教えてくれます。動画を再生しっぱなしにして置いてけぼりにならないようにも配慮されていますね。

また、動画の途中でメモをとることも可能で、スタディノートというメモに残しておけます。

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手書きでメモをとることもできます。スマホやタブレットなら手書きの方が早いかもしれないですね。

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が、手元にテキストがあればあえてスタディサプリのメモ機能は使うことはないかなと感じました。小学生であれば、テキストにメモをした方が早いと思います。

あと、これが便利だと思ったのは動画の速さ調節機能です

動画の再生中にこんな感じで再生スピードを変更することができます。

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1回見た授業をもう1回見る場合や得意分野の動画授業を見る場合は倍速で見て、苦手な分野を見る場合はゆっくり見る、といった自分の理解度に合わせた授業スピードで見ることができます。

ちなみに、2017年12月現在パソコンではこの速度調節機能が付いていましたが、スマホ(Android)で見た場合は速度調節機能がありませんでした。。パソコンで授業を見るならぜひ活用しておきたい機能です。

また、別コンテンツで問題集も用意されていて、選択式なのでどんどんと解き進んでいくことができます。(もちろん追加料金はありません)

結構ボリュームもあるので、十分に力が着く問題数だと感じました。

授業についてまとめると

授業はとにかく丁寧で分かりやすい。超オススメ

・1つの授業が10分~15分程度でちょうどいい

・スタディサプリのメモ機能は不要

・速度調節機能が地味に役に立つ

・別コンテンツで問題数も豊富

 といった感じです。

また、授業を見終わるとコインが貯まります。このコインが後ほど説明するゲームで使えるので、子どものモチベーションアップに良い感じに効いていくんですよ。

ゲーム要素:ミッションとサプモン育成

これはいいなあと思ったのがゲーム要素!

ゲームといっても、ただの娯楽のゲームではありません。

その一つ「ミッション」では日々ミッションをこなすとレベルが上がる仕掛けになっています

ミッションは「動画を一つ見る」といったカンタンなものから「3問連続で正解する」といったある程度授業を理解しないと完了できないミッションまでさまざま。

「勉強をして経験値を貯めてレベルを上げていく」というゲーム要素で、子どもにとっては勉強のモチベーションが保ちやすくなっていると感じました。

特にゲーム好きな子にとってレベル上げは楽しいものですから、燃えてどんどん勉強するかもしれません。

私はドラクエなどのゲームが好きなので、小学生の時にスタディサプリがあったらおそらく一日中熱中していたと思います。あのころにこのサービスがあれば。。と悔やまれます。

また、他に「サプモン」という育成ゲームもあります。

自分用のモンスターを集めたり、育成したりバトルをすることができるんです。もうまさにゲームですね。

ただ、モンスターを集めるために必要なのが「コイン」で、このコインを集めるために「動画の授業を見る」「問題集を解く」といった形でなんらかの勉強をする必要があります。

つまり、勉強をしないとサプモンを遊ぶことはできないのです。勉強をしっかりやればそれだけゲームも遊べる、という合理的な仕組みなので、子どもにとっても勉強に対するハードルがグッと下がります

「ミッション」と「サプモン」で楽しんで勉強に取り組めるので、「子どもが自分から勉強するようになる」ことも十分可能だと感じました。

保護者は子どもの学習状況がひと目で分かる

スタディサプリでは保護者向けのサポートページがあり、子どもがスタディサプリでどれぐらいの時間どれだけのコンテンツを学習したかがひと目で分かります。

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この日は「10分しか授業を見てない」「問題集はこれだけ解いている」というのが丸わかりです。

ちなみに、登録している保護者のメールアドレスに前日の学習状況がメールでも届きます。そのため、ログインしなくても状況は把握できますよ。

「どれだけ勉強したの?」といちいち子どもに確認する必要もありませんし、何よりごまかしが効かないので子どもの学習状況の把握には良い仕組みです。

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体験して分かったメリット・デメリット

実際に体験して分かったメリット・デメリットを簡単に解説します。

メリット1:とにかく動画が分かりやすい

安いからどうかな?と思いましたが、説明内容も分かりやすく、これなら授業に付いていけない子もどんどん理解していきそうです。

一流の先生の授業で随所に工夫が見られるので、見ていて飽きません。授業内容自体は塾や家庭教師にも決して劣らない内容といえます。

メリット2:学習履歴はごまかしができない

「どれだけ勉強したんだろ?」というのは親の悩みのタネですが、スタディサプリでは勉強した量・勉強時間ともにひと目で保護者が分かる仕組みになっています。

スタディサプリのサービス上に履歴が蓄積されているので、子どもがごまかしをすることはできません。また、メールで学習履歴が届くので親に確認の手間もかかりません。

正しく勉強時間・勉強量が把握できるというのは大事なポイントです。

メリット3:なんといっても安い

これだけの充実した内容ながら、月額980円。ハッキリ言って破格の安さです

年額プランで支払えば1年間で9,800円にもできます。

塾であれば2教科で月1万円以上かかることもありますし、通信教育でも月々3000円~4000円程度はかかります。

比べると比較にならないほどの安さですよね。

「なるべく月々の支払いを抑えたい」と考えている方にとっては非常に大きなメリットです。

メリット4:ゲーム要素があるので、子どものやる気が持続する

「ミッション」や「サプモン」といったゲーム要素で、楽しく勉強に取り組むことができます。

「勉強しなさい!」と親に言われて勉強をしても、なかなか子どもとしては身が入らず、結果学力が伸びないということも多いです。塾に通っても本人がやる気でなければなかなか成績は伸びないですよね。

が、ゲームなら飛びついて取り組む子どもは本当にたくさんいます。

スタディサプリなら、ゲーム感覚で楽しく勉強に取り組めるので、子どもが自分から積極的に勉強する可能性が高いです。

子どもの興味を上手く捉えているので、試してみる価値はありです。

 デメリット1:強制力が弱い

反面、デメリットのもっとも気になる点としては「強制力が弱い」です。

塾であればたとえ子どもが勉強嫌いでも「とりあえず任せておけば決まった時間勉強は教えてくれる」という親にとっての安心感があります。家庭教師もそうですよね。

しかし、スタディサプリは特定の先生が付いてくれるわけではないので、「自分で取り組まなければずっと勉強しない」という状態になる可能性はあります。

「ミッション」や「サプモン」といったゲーム要素が上手く子どもにハマればそんな心配もないのですが、やはり強制力が弱いのは一つのデメリットです。

デメリット2:テキストは印刷or購入する必要がある

スタディサプリの利用は専用のテキストを使用する必要があります。

そのテキストを利用するためには

・スタディサプリからダウンロードして印刷する(ダウンロードは無料)

・印刷済み冊子を購入する(1教科1200円)

のどちらかで用意する必要があります。

自分で印刷するにも印刷の手間と紙代・インク代がかかりますし、購入する場合は1200円のコストがかかります。

「月額980円でおしまい」ではなく、テキスト代のコストがかかることは事前に認識しておきましょう。

個人的には、

・手間がかかってもコストを抑えたいなら自分で印刷。

・費用がかかっても手間をかけたくないならテキストを購入

という形で優先順位を決めるといいと思います。どちらにしても、テキストの準備は必須ですよ。

デメリット3:中・高校講座で充実している保護者向けのコンテンツが小学生向けには無い

中学・高校講座では保護者向けの教育・子育てなどのコラムがあり、結構見応えがあります。例えば、「オススメの勉強法」とか「子どもをやる気にさせるテクニック」といった保護者には嬉しい記事がいくつもあります。

しかし2017年12月現在、小学講座では保護者向けのそういったコラムのコンテンツはありません。

中学・高校講座の内容が充実しているだけに惜しいところです。今後のコンテンツの充実に期待ですね。

デメリット4:低学年(1~3年)向けの授業・カリキュラムは無い

せっかく小学校の勉強の習慣づけに利用するなら「小学1年生からスタディサプリをさせたい」という意見もあるでしょう。

しかし、スタディサプリは小学4年生からが対象で、1~3年向けには準備されていません。

小学4年生からはじめる、というのはタイミングとしては微妙なケースが多いかもれないですね、1年生から塾や通信教育をしている場合は「途中からスタディサプリにわざわざ変えるのも。。。」ということもあるでしょう。

スタディサプリをはじめるタイミングを見極めるのが難しい点は気になるところです。

まとめ:ゲーム要素にハマれば自発的に勉強して成績アップする可能性あり。まずは使ってみよう。

スタディサプリを実際に使ってみた感想とメリット・デメリットを紹介しました。

価格が圧倒的に安く・授業内容が充実しているのでコストパフォーマンスは非常に高いといえます。このコストパフォーマンスを出しているサービスは他にはちょっと思いつきません。

とはいえ、やはり強制力が弱いのが気になるところ。それを解決するのが「ミッション」や「サプモン」といったゲーム要素です。

このゲーム要素自体はとても楽しいので、子どもがゲーム要素に夢中になれば自発的に毎日勉強するようになり、成績アップも十分見込めると思います。そもそもかなり授業の質が高いですし。

ちなみに、初回登録後2週間は無料で使うことができます。カード情報を入力する必要がありますが、無料期間中に解約すれば料金は発生しません。

そのため、スタディサプリを使うかどうか迷っている場合、まずはお試しで使ってみてから子どもがスタディサプリに夢中になるかどうかを見極めてから続けるか判断することをオススメします。

登録は5分程度で簡単にできるので、まずはぜひ使ってみてください。