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【震災】東日本大震災のとき西日本でオムツを買えなかった話



熊本地震では多くの犠牲が出ました。
私も妻も親戚が大分・そして熊本にいるので心配しています。

今でも倒壊の危険がある家屋が多くあり、家に帰れない人がたくさん避難所に残っています。

物資についても多くの心配の声がありますが、
熊本県のサイトで物資の受け入れに関して以下のようにコメントされています。

一般からの小口の支援物資につきましては、被災地が混乱しており、当面受け入れられない状況です。
現在県庁では、混乱を避けるため、大口のお申し出で、一定の数と仕様が揃えられる物資についてのみ、
受け入れさせていただいております。
なお、この場合も、受け入れの調整が必要となりますので、必ず事前に御連絡ください。

これ、本当に理解しておく必要があると思います。
よかれと思って送っても被災地の混乱を加速させるだけです。

ただ、そればかりではありません。
5年前、東日本大震災の時に西日本在住の私も困ったことがありました。


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オムツが買えない!!


東日本大震災発生から数日後、メディアやSNSで「オムツが足りない」「ミルクが足りない」
といった物資の不足に関する報道が多く取り上げられていました。

多くの人が小売店で買っては、被災地に物資を送る団体に寄付をしていました。
そして、それが推奨されている風潮がありました。


そんな中、私は娘が当時1歳で家の紙おむつが底を尽きたため、
ドラッグストアに紙おむつを買いに行きました。

すると・・・紙おむつが置いてないんです。
紙おむつの棚は空っぽです。

東日本では、物流の停滞と不安感から水をはじめとして様々な物資が品切れになっていました。
でも、ここは西日本です。

あとから分かったことですが、

  • 震災に備え、ストックのために購入
  • 被災地に寄付するために購入

といった理由で買われる方が多かったようです。

何店か回り、何とか購入することができましたが、なんとも言えない悲しい気持ちになりました。

私は被災していないので、

「ある程度のストックは持つべき」
「布オムツもあるでしょ」

といった意見もあるかとは思います。それはおっしゃるとおりです。

でも、上記2点目の「被災地に寄付するために購入」を行うことで、
結果として被災していない地域も物資が不足する、ということは
いかがなものなのでしょうか。


被災地支援に必要なこと



寄付された方はきっと善良な意思で取り組みをされていたのだと思います。 それにより、困った方にオムツが届けられた事実はあるかもしれません。

素晴らしいことです。

ただ、私は結果として、被災地の方々に比べるとちっぽけな悩みかもしれませんが、
実際オムツが買えずに困りました。

もしあの時回ったドラッグストアで買えなければ。布オムツさえも無かったら。。
そう考えると、ぞっとします。

もしかしたら今すごく自分勝手な意見を言っているのかもしれません。

ただし、今回の熊本県が言われているように、

「物資は大口で受け入れるから、送る側も考えてね。」というスタイルが
きちんとメディアで報道されて、みんながそういう意識を持てていれば

例えば「メーカーから直接大口送付する。資金は政府の援助や募金で賄う」などといった形で
混乱が少なくなる動きができるのではないでしょうか。


やらない方がいい善意もある。そして、人それぞれにできることがある。

そういう意識が広まって欲しい。

メディアにも「被災地がどういう状況か」だけではなく、「テレビを見ている人ができることは何なのか」をぜひ的確に伝えて欲しいと思います。